ムスメとの時間はご褒美

ワタシは現在専業主婦です。


結婚を機に退職。ワタシの職場からは遠い夫の実家圏内に引っ越しました。


そして、今は2歳のムスメがいます。


今は共働きの時代。
経済的には新しい地で働いたほうがいいとは思うのですが、今のところ専業主婦でいさせてもらっています。
夫サマサマデス。
もちろん夫のおかげであり、感謝しきれないのは間違いないのですが、違った考え方も持っています。

それは、今子どもと密に過ごせていることへのシアワセ。
そして、ご褒美だと。



子どもを産むってなんてことないわ!
っていう人も中にはいるかもしれませんが、子どもを産むって大変なことだと思うんです。



まず、いつでもすぐに妊娠できるわけではない。
子どもが欲しくてもなかなか授かってくれないこともある。
焦れば焦るほどお腹にきてくれないと言われる。



妊婦になったとしても、
お腹の子どもが元気に育つために食品の摂取に制限をかけ、アルコールなどをやめ、食中毒などにならないように生肉などを避け、その子によって違う悪阻(つわり)に数ヶ月苦しむ。


安定期頃、気持ち悪さがなくなっても(安定期に入る前頃に悪阻を引き起こすホルモンが減少し、悪阻がおさまる人が多いらしいが、中には悪阻が全くない人や後期悪阻や産むまでずっと悪阻が続く人もいる。)、食品の制限は続き、尚且つ体重管理のため食べられるものも好きなだけ食べるわけにいかない。


臨月になれば、いつ襲ってくるかわからない陣痛や予期しない破水などのトラブルを想定して過ごさなくてはいけない。



陣痛はこの世の終わりのような痛みだったし、2年前のことでも今でも恐怖でしかない。



産んだら終わりではなく、大量出血、ぐらぐらの骨盤や様々な痛みと共存しながら、生まれてきた赤ちゃんのお世話がすぐ始まる。
赤ちゃんの胃は小さいから一度にたくさんは飲めず、頻回の授乳、すぐお腹が空いて泣いて起きる。1日に何度もオムツ替え、寝かしつけ…。
しかも、そっと置いたのに置くと起きる背中スイッチが発動する。



大変だったけど、
日々一緒に過ごして、
イライラすることももちろんあるけど、
ムスメの成長を間近で見たり、
面白いところや可愛いところを見つけたり。



可愛い我が子を抱きしめながら(正しくはムスメがひっついてくるのだが…)
ふと、
シアワセなことだな。
これは産むのを頑張ったご褒美だな、
としみじみ思いました。



こんなに密に過ごせるのはきっと今だけ。
一つ屋根の下で十数年一緒に暮らしていけることももちろんシアワセなことだけど、成長と共に親とではなく、だんだん友達と一緒に遊ぶことが楽しくなってくる。

小学生になったら宿題してすぐ友達と遊びに出かけてしまうかもしれない。

こんなに一緒にいて公園に遊びに行ったり、買い物したり、お菓子を作ったりすることもなくなってくるかも。

小学生になってもべったりしたいわけじゃない。
それは成長に伴って親離れしていいと思う。


ただ、
今の時間を共に過ごせていること、抱っこできる時に抱っこしてあげられることがとてもシアワセだなと。
このご褒美があるから2番目の出産も頑張ろうと思えるのです。怖いけど。笑


感謝感謝です。