2人目出産話

無事第二子を出産しました。


少し落ち着いてきたので、出産時のことを書き記しておこうと思います。




予定日より2週間も早く、陣痛開始から5時間弱というスピードで産んだので、上のこの時もそうでしたが、誰も間に合いませんでした。(笑)


入院前はずっとワタシの腕枕で寝ていたムスメ。
さすがに離れ離れになると少し寂しい気がしました。



ワタシの場合ですが、少しお腹を下したような微弱な痛みが最初は30分間隔くらいで始まりました。


2人目ということもあったのか、上の子より早く、一時間後くらいには10分間隔になり「確実に陣痛だな」と意識しました。


我慢できないような激痛に変わり始め、動くのも辛くなりました。
陣痛が来ていない間隔の時に病院に電話したりトイレに行ったり、あれやこれやと準備しました。


タクシーに乗ったのは生む3時間前くらいでした。
元々痛みに弱いタイプなので陣痛の時は死にそうです。

あまり急いで妊婦を揺らしてはいけないと思ったのかタクシーの運転手に「ゆっくりでいいですか?」と言われた時には「いや、安全運転がいいですけど急いでください!!」と叫びましたね。



上の子の時は出てくる出口を頭でぐりぐりドリルのようにされるような痛みがありましたが、今回はそれは全くなく、下腹部の激痛が大きかったです。



経産婦ということで子宮口(これが全開(約10センチくらいらしい)にならないと産めないといわれる)は早々9センチくらいまで開いているといわれたもののなかなか赤ちゃんが下に降りてこないということで、ただただ陣痛に耐えるのみ。


次第に疲れ、寝てしまったり、陣痛も少し弱くなった感じがありました。


二時間ほど経っても下に降りてこないから、
いきめない、産めない
助産師さんに言われました。



でも、もうここまできたら早く生みたかったワタシ。



「トイレ行ったら下がってくるかもしれないから行ってみる?破水して生まれる感じだと思うんだよね。破水したらベッドまで何としてでも私が連れて行ってあげるからきばっていいよ。」



と、助産師さんに言われトイレへ。




最初はドキドキしたけど(上の子は最後まで破水しなかったから)、もう生みたかったワタシはトイレへ。


陣痛がなくなったわけではないので、陣痛の痛みときばむのが重なり、トイレで破水。


その後は助産師さんに支えられながらなんとかベッドへ戻り、酸素マスクをつけられ、呼吸を整えるよう指導が入り、言われるがままに深呼吸。


気付いたら7人くらい人がいて、シートを敷いたりベッドの高さを変えたり慌ただしく準備。



こちらは出てこようとしている我が子を出さぬよう我慢しながら痛みに耐える。




助産師さんたちは何も悪くないと、十分、十二分に分かっているが、この日一番の痛みで


「助けてー!」
「まだだめですか?!」
「死ぬー!」

などなど叫びまくるワタシ。







「いきんでいいよー!」




助産師さんからOKが出て、



陣痛のタイミングでいきむ。



2回目くらいで頭が出てきて、



4回目のいきみくらいで全身出てきた。



あー良かった。


ただただ助産師さんや産科の先生に感謝しました。
ワタシが安心して産めたのはあなたたちのおかげです。
こんなエクソシストみたいに悶え苦しみ叫ぶ妊婦を天使のように「痛いよね、辛いよね」「大丈夫!もう少しだから!」「頑張ったね〜おめでとう〜」と声を掛け、気持ちを受け止め、支えてくれる。
本当に心からありがとうございましたと思いました。



でも胎盤を体から出さねばいけないそうでお腹を押されながら、指示に合わせて更に数回いきむ。これも少し痛いが比ではない。


少し切れてしまったので先生?が麻酔を打ちながら出口付近を何針か縫い、ようやく終了。



その間我が子は体重を測られたり、体の状態をチェック、あと足に名前札をつけられたりしていました。



産み終わり、自分の部屋が静かになると他の部屋のまだ頑張ってるママさんの叫び声が…


ワタシの叫び声も聞こえていたんだろうなぁ…と思いながら、顔も知らないママさんに心の中でエールを送りました。



そしてすぐ後陣痛というものが始まり、また激痛との戦いが始まる…



後陣痛のことはまた後日書きたくなったら書くことにします。笑